ロンググッドバイ of LONG GOOD-BYE

○月×日 ゴールデンサークルVol.13 品川

予想を遙かに超えた一夜になった。

ゴールデンサークルVol.13の初日、品川ステラボール。
打ち上げの時に、K君が言っていたのだが「途中から段々チームみたいになって来て凄い楽しい」と。正にそんな雰囲気がステージに出ていたと思う。

キャスティングするまでというのは、机上の上では理解できるけど、実際はみんながどう融合するのかっていうのは全く読めない。ところが、この「チーム感」は凄い融合を起こしていた。

当日のリハーサル、結構早い時間に会場に入ったらなんと要さんがいる。
恐らくかなり早めに会場に入ってくれたのだろう。
そして、更に驚いたのが、リハーサルが始まるとDWニコルズのリハーサルをK君が観に来たり、それぞれのリハーサルをスタレビの皆さんや、RAGのメンバーも会場の椅子に座って聴いてくれる。ライブが始まっても、ニコルズの連中も客席へ行ったりして楽しんでて、K君も袖からスタレビを見てる。

通常イベントと言えば、自分で出番が終わればさっさと楽屋に引き上げ、用事もなければ会場を後にする。なんかそういうイベントと対極にあるのかなぁと思った。これがK君のいう「チーム感」なんだろう。

それは僕が偉いわけでもなんでもなく、リハーサルの時からみんなが積極的に意見を交換したり、コミュニケーションをとってくれたお陰で自然と生まれた「チーム感」なんだと思う。

そして、色んな細かい段取りは結局本番まで全貌は見えなかった。
しかし、本番の集中力は半端なく凄くて、音楽の神様が品川に降りてきた(笑)。
お客さんもきっと最高に満足してくれたと思ってるが、僕等も驚いてる(笑)。「すげえライブをした!」っていう事に!ある程度読めるメンツではなく、今までにない組み合わせだからこそ、起こせたマジック。いやぁ、凄かった。


打ち上げでは、RAGのみんなとスタレビの要さん以外は用事があっていなかったのだが、リハーサルから打ち上げまでがGC、はそこに繰り広げられてた!
要さんを囲んでみんなが食い入るように話を聞いていた。
もう名言のオンパレード。録音しとけばよかった(笑)。
要さんの話を聞いてると、「まっとうなことをしてればいいんだ」という極当たり前なんだけど、何かと見失いがちな価値観を肯定してくるような気になる。音楽に限らず、すべての人に共通すると思うのだが、人それぞれの価値観をできるだけ多く、沢山、やっていこうという言葉は胸に響いた。
何かと「ひとつの偏った価値観」にみんな一斉に向く傾向があるけど、そんないちいち時流を気にしていてどうするだって事だよね。

あと、K君ともいっぱい話ができた!
K君の事は最終日が終わったらちゃんと書きたいのだが、才能の素晴らしさと将来性も含めて、本当に衝撃的なぐらい感動した。このイベントへの取り組み方、真面目さ、そして曲の理解度、こんなに吸収できるしなやかさを持ったアーティストは滅多に出会ったことない。
そして、酒を飲んだらこれまたメチャクチャフランクで、茶目っ気あって、本当に面白いし、僕は勝手にずっと長いつきあいになりそうな予感がした(笑)。変な気のつかいをしない学生時代の友達のような感覚を覚えた。彼と喋ってるとそういう匂いを感じて、それって純粋な部分とかフィーリングが近いからだと思うのだが...。

あまり話すと最終日のネタがなくなる(笑)。

とにかく、初日は“初日マジック”を含めた一期一会な夜だった。
出演者のみなさん、素晴らしい夜をありがとうございました。

そして、来てくれたみなさんどうもありがとうございました!

嗚呼、もう次が千秋楽だなんて(笑)。

○月×日 人生初モヤイ

昨日はトライセラの林君と久々に飲んだ。
林君から「渋谷のモヤイ像前で」と言われたので、そこへ行ってみたが、周りは合コンの待ち合わせの学生で溢れかえってる(笑)。
そうか、合コンってここで待ち合わせんのかぁ。っていうかモヤイ像前に立ったの初めてのような気がする。しかも待ち合わせは男(笑)。なかなかオツだね!

林君が連れていってくれたのは、昭和の匂いがプンプンの立ち呑み屋。
これが活気あって面白かった!美味しいし、酒もすすむし。
なんかロンドンのパブの日本版って感じ。

林君とは、気を遣い合うこともなく、学生時代の友達のようにいられる感じが心地いい。意外とそういう関係っているようでいないと思う。

立ち呑み屋って初めてだったけど、なんか足にくるね(笑)。
その後、林君いきつけの店にいったけど、彼が調子出てくるのは12時前ぐらいからなんだよね。大体そこでおれは眠くなるんだけど(笑)。
本物の酒飲みって感じで格好いい、あの目が据わってくる感じとか!
とにかく、こうやってたまに飲む友達がいるっていうのは大事だなぁと痛感。

さて、明日はゴールデンサークル初日!
楽しむぞ。

0625.jpg青春ふたたび(笑)。モヤイ像前!

○月×日 GCリハーサル千秋楽

リハーサル二日目は、リハーサル千秋楽(笑)。
今日は13時半集合だったので、時間にいくとなんと既にスタレビの皆さんが音を出してるではないか!入り時間は同じと聞いていたのに。
どうやら、事前に集まって練習及び、前日のおさらいをしてくれてたみたい。
感動としたのと同時に、こういう姿勢を持ってるから、彼らは25年以上もやってこれたのだろう。しかし、ビックリしたなぁ。

というわけで、今日はスタレビさんメインのリハーサル。
やることも色々あったのだが、バンドの皆さんホント粘り強く付き合って頂いて、感謝感謝だった。それに要さんの指導がもう今日も凄い!
ああいうキャプテンシーは大事だと強く思った。
僕なんかはついつい気を遣い過ぎてダメになるタイプだし(笑)。

戦争なんか特にそうだけど、キャプテンがしっかりしないと誰もついて来ない。
その点、要さんのリーダーっぷりはみんがガッチリついていって、しかも時間も早く済む。とーーーーーても勉強になりました。真似できるかなぁ(笑)。

さぁ、後は楽しむだけだ!
かなり、楽しみになってきた!!

○月×日 GCリハーサル初日

今日はゴールデンサークルのリハーサル。
事前に、ニコルズとリハーサルが出来てたおかげでかなりスムーズに!
彼らのやる気に随分助けられました。

さて、去年のGCのジュンスカ、泉谷さん、チャボさん、広沢君達といった、知り合いでやるGCも面白いし、気が楽。でも、今回のような殆ど初めて、というメンツもこれは刺激が多いし、緊張感があっていい。

みんなそれぞれ凄い!
詳しくはもちろん言えないが(笑)、ちょっと自分の小ささを思い知らされてしまうほど、素晴らしいって事が生を聞くとよく分かる。

そして、要さん。
今日はわざわざ僕等の為に来てくれました。
そして、テキパキと仕切ってくれる感じは、正に長年バンドをやってきた人のオーラというか、凄みというか、勉強になりました!

あと、K君のピアノのうまさに感動&凹み(笑)。
あんな風に弾けたらなぁ。
それにRAGFAIRのみんなの結束感と気遣いも感動したし、生であのコーラスワーク聴くとビビるね。凄い迫力。

今回の裏テーマの「声」にピッタリなリハーサル初日だった。
6時間歌いっぱなしで、「声」はヘトヘトになってしまったが(笑)。

明日は最後のリハーサル。
思いっきり楽しもう!

○月×日 神社仏閣と天皇

昨日はGCのリハの初日。
とは言ってもDWニコルズとのリハーサル。
彼らを見てると「バンドってええなぁ」と思う。
なんか、一体感もそうだし、一蓮托生感が羨ましい。
例え間違っていようが、何だろうが全員で同じ船に乗ってる感じ、これはバンドの最も強みなところだと思う。そしてそれを感じるバンドって、やはりいいバンドなのだ。

今月出てる「Pen」は、神社、仏閣特集でとても面白かった!
正直、今まで神社仏閣の差がよく分からなかった(笑)。
鳥居があるのが、神社?とかそれぐらいのレベル。

祀っているのが、それぞれ山などのご神体だったり、仏様だったり違うのも、あまり深いところでは分からないレベルだったけど、これを読むととても丁寧に解説してあって、勉強になった。それに色んな神社仏閣に行きたくなった。

特に伊勢神宮は何度か行ったことがあるけど、あの建築様式の美しさは当時全然気づかなかった(笑)。素晴らしいね、世界に誇れる。あのちょっと高床な感じが凄い神話の世界からの匂いを感じさせてくれる。

そしてツアーで読んでたのが、小林よしのり著の『天皇論』。
これは、マジで素晴らしい!
それにわかりやすい。ここまで丁寧に誰も教えてくれなかった。例えば「君が代」の意味を知ってる若者がどれだけいる?殆どいないはず。江戸時代のポップスで、それを明治になって国歌にして、本当にワビサビのある日本らしい曲で、戦前の軍国主義の象徴とか、卒業式で歌わせない教師とか、ちょっとアホらしくみえる。全然そんな歌ではないのに。

それと同時にどうしてここまで日本中がフタをしなくてはダメなんだろう?
天皇について。
国民なら当たり前のように知るべきことが全然伝えられてない事の方が、よっぽどイビツだと思う。しかも学校だけではなく公共機関までもが。
ま、そんな堅いことを抜きに素晴らしい作品でした。

○月×日 びぜんボーイズ

いやー本当に楽しかったなぁ。この旅は。
どの瞬間も素晴らしい思い出になっている。すでに広島や神戸は随分と遠い昔に感じる。それぐらい“STAY GOLD”な日々だった。

かまやつさんが言っていた。
「誘ってもらえるというのは幸せなことなんですよ、この歳になれば尚のこと」。笑いながら仰っていたが、それは核心をついてるのかもしれない。
僕も今回勘太郎さんに誘ってもらわなければ、岡山でのライブをやる機会なんてなかったかもしれないし、それにこんなに旅が楽しいっていうのは、自分だけのツアーでは味わえないものだった。この楽しく、甘酸っぱい感じは修学旅行から帰った日の自分の部屋にいる時の気持ちに近いかも知れない。
友部さんとの沖縄ツアーでも感じたが、やはり尊敬するアーティストに呼ばれて回るツアーはこういう感情になるし、改めて「誘ってもらえる幸福」を感じた旅だった。

岡山はある意味とても馴染みのある街。でも住んでたのは津山だから「離れた都会の街」という感覚だった。広島に引っ越してもライブを観に来たりして、そういう意味では近くて遠い街だった。知ってるようで知らない感じ(笑)。

この日も表町の商店街って、生まれて初めて歩いた(笑)。
勘太郎さんに教えてもらった洋食屋さんにいったり、後楽園あたりをぶらついたり、何もかもが初めてだった。すると、もちろん商店街は例によって寂れてるのだが、その周辺には若い人達がやってるお洒落なカフェや店、ライブハウスや、バンドをやれるカラオケみたいなものまで(笑)、沢山建っていた。

今の不況とされる世の中で、こうして復興が若い芽によって日本全国少しずつ変わっていってるのかも、それって健全な事だと思うし、日本人の底力のような気がする!そしてそういう健全な新芽は音楽の世界にも言えてるような気が、今回の旅で痛感した。

音楽の価値観をどう感じるか?っていうのは、人それぞれであって、何種類もあっていいはず。しかし、音楽の価値観を画一的にしてしまう傾向がこの国にはまだまだ根付いてる。「着うた~位」も素晴らしいし、「オリコン~位」も素晴らしい。でもそれだけで聴く人の価値観を狭めて、決めてしまってはもったいな過ぎる。

この数日間で、初めて内田勘太郎、上田正樹、かまやつひろしを観た人はみんなぶっ飛んだに違いない。「こんな人達が日本にいたなんて」と。
ただ、それを知るツールもなければ、術もない。
ライブを観れば一目瞭然なのに。
そして、本物とはなにか?を自分に問いかけるはず。
自分がそこで目覚めるかどうかをつきつけられるはず。

そして。
そんな人達がいわゆるメジャーレーベルからではなく、自主レーベルからCDを出して、会場で手売りをしている。そういう状況って何なんだろうか?と気づくはず。果たしてメインストリームとしてのメジャー神話は現存してるのか?
それとも、全国の商店街のようにもう遅れてる存在で、僕が岡山で目にした若い人達の洒落た店のように、それぞれが自分のセンスで出すものをユーザーは求めてるのか。
とにかく、商店街や大型スーパーよりも、個人のセンスが光る個人経営の店にフラッと足が向くのは時代の流れであり、健全な姿だと思う。
そんな価値観を少なくとも僕自身はとても感じたし、プライスレスなプレゼントをもらえた旅だった。まさかこの旅の終わりにこんな事を感じるなんて思わなかったから、とても嬉しい驚きだ。

そんな僕を誘ってくれた、勘太郎さん。
そして、神戸ウインターランドの橋川さん。
ありがとうございました!本当に楽しかったです。お疲れ様でした。

そして、岡山ライブに来てくれた皆さん、どうもありがとうございました。
0619.JPG勘太郎さんと。びぜんBOYS!

○月×日 神戸ウインターランド

神戸ウインターランドの夜。
とても忘れがたい夜になった。

リハーサルの為に会場に入ると、上田正樹さんがいる。「お久しぶりです」と挨拶すると「いつかの道端以来やな」と言われた。そう、道端というのはもう10年以上も前の目黒通りで、車に乗ってた僕がたまたま上田さんを見かけ、声を掛けたほんの一瞬の事である。その一瞬のことを覚えててくれたのだ。
一緒に音を出すのは、新春歌絵巻以来だから15年以上もも前のこと。

そして、前日に続き勘太郎さん、そしてスペシャルゲスト、かまやつひろしさん!その面々がステージに揃う姿の壮観なこと!「僕、ここにいていいんやろうか?」と何故か関西弁になってしまう程のレジェンド感だった。

そもそも、「ヨヒトの部屋」などで事前リハーサルなしでのセッションをやれるのも、昔神戸で上田さん達とやった新春歌絵巻があったからこそだ。あれで「当日リハーサルでこれだけできるんだ」という、驚きと発見と面白さを感じられたからこそ、「ヨヒ部屋」は続けられてるといっても過言ではない。

その「当日リハーサル」は今回更に磨きをかけ、殆どやらなかった(笑)。
ちょっと、触るだけ。
しかし、上田さんの歌に引っ張られたら、自然に音楽になってゆくし、勘太郎さんの横にいるので、身を委ねたら気持ちよく進んでゆく。その上田さんの歌は、どんどん説得力を増し、もう本当の意味でのワールドワイドな歌い手の風格。
あの頃と変わらない、でも深みも存在感も恐ろしいほど大きくなっていた。

勘太郎さんと僕は広島と同じようにセッションをさせてもらい、1曲ソロで「青春」を歌った後、本日のスペシャルゲスト、かまやつさんをステージにお呼びする。会場は大盛り上がり!そしてムッシュと二人で「あの頃君は若かった」をやった!かまやつさんと初めてお会いしたのも20年近く前、あの頃僕も20代そこそこで、青っちょろい子供だった。そして、こうして70歳を迎えたムッシュと「あの頃君は若かった」を歌えるなんて、なんか感慨深いモノがある。

最後はベースを弾かせてもらって、大セッション大会。
かなり盛り上がって終了。


その日の夜も盛り上がったが、一番のトピックスは翌日。
かまやつさんとウインターランドの橋川さんとランチをすることになっていて、お店に行ったら、なんともセンスのいいフレンチの店。
そして、おもむろにムッシュが「じゃ、今日はいい天気なので」とシャンパンを開けて、振る舞ってくれた。人生、朝の11時30分からシャンパンを飲むのは初めて(笑)。いやー何とも優雅なランチだった!さすが、ムッシュ!
なんか、このブルジョワな感じ、本当の紳士の一端を垣間見ました。さっそくこれからも真似したい!と思ったが、シャンパン2杯に白ワインで頭グルグル(笑)。店を出たらフラフラだった。
料理も最高に美味しく、前日の店もそうだけど、神戸の味覚に惚れ惚れしてしまった。酔っぱらいながらも、かまやつさんと長く話す事ができた。かまやつさんの音楽に対するスタンス、考え、距離の取り方、かなりシンパシーを感じた。
考えてもみてください。
70歳のアーティストと普通にセッションできて、ランチして、しかも話が理解し合えるって、本当に凄いことだと思いませんか?
それは、かまやつさんのスタンスとフットワークと、誰にでもふっと入っていけるムードを作る自己演出にあると思ってるのだが、僕は例えば、かまやつさんの同期のグループサウンズの人達と交流もセッションもできないし、機会もないし、もっというとそうしようと思う人もあまりいない。そういう中で、芸能からブルースバンドまで、自由に行き来するかまやつさんは凄い人なのだ。
それがよく分かったし、ゆっくり話ができて嬉しかった!

神戸には何度も来たけど、こうして腰を据えて、しかも地元の橋川さんなどと行動を共にすると、また違った神戸の印象になるし、神戸がかなり好きになった!

ウインターランドに来てくれたみなさん、どうもありがとう!
そして、上田さん、勘太郎さん、かまやつさん、お疲れ様でした。

○月×日 Bingo Kids

昨日は勘太郎さんと二人で広島でライブをやらせてもらった。
場所は徒然でお馴染み『JIVE』。

簡単なリハーサルで、そのまま本番に。緊張感あったなぁ(笑)。
「さっきできた」というブルースを1曲目にしたり、「こんな感じ」という全然最後まで通さない曲があったり、ぶっつけ本番感が凄かった。
なので、本番まで全体像が掴めなかったりしたのだが、逆に本番ではリハーサルとは全く違ったテンションとマジックがあった。後は勘太郎さんの最高のギターに委ねるだけ、というとぉっても気持ちのいいご褒美つき(笑)。

勘太郎さんの世界の中にどういう自分の居場所があるかなぁと思ってたけど、僕は僕で自分らしさが出せたと思うし、まさに修行だね、人生(笑)。こういう事が自分の中でも何かに繋がると思うし、嬉しいセッションでした。

広島にずっと住んでいながら、僕はいわゆる広島風お好み焼きを食べた記憶があまりない。だから、広島に来ると地方から来た人のように「広島風お好み焼き」を食べたくなる。この日もJIVEの河村さんにお願いしてお好み焼きをリクエスト。こういう場所に来ると、一番大切なのが地元の情報(笑)。広島に来たはいいが、何処のお好み焼き屋がいいか、全く分からない。そういう意味でライブハウスの店長のお薦めは一番確実。というわけで、とても美味しいお好み焼きを食べる事ができた。ここ最近で食べた広島風お好み焼きで一番美味しかった!

僕は一軒目で、グロッキーだったけど、勘太郎さん達は5時まで飲んでたみたい!凄いなぁ(笑)。俺もそういうの目指さねば!

広島JIVEに来てくれた皆さん、どうもありがとうございました。
勘太郎さん、お疲れ様でした!

ちなみに「Bingo Kids」は勘太郎さんとの即席ユニット名です(笑)。

○月×日 カタチ作るものたち

昨日はひょんなことから下北440で、元グレイトリッチーズのマモル君やアンジーの岡本君のライブを観た。マモル君に会うなんて、多分20年振りぐらいではないだろうか。岡本君にしても、マモル君にしても、僕がデビューする前から活躍してた人達なので、未だに緊張する(笑)。僕はジュンスカ手伝ってる素人だったので、話しかけることも出来なかったし、話しかけられてもタジタジしてたと思う。

そのライブを観て一番思ったのは、佇まいは昨日今日形成されるものではなく、継続の中から生まれるものなんだということ。川の形が何百年もかけてできるように、その美しさは絶え間なく流れるからこそなんだよね。

特に岡本君のベースを弾く姿は、アンジーの頃よりも数倍も格好いい!
何でも、今は年間70本はベースを弾いてるらしい。ということはリハーサルなどを含めると凄い数でベースを弾いてることになる。
改めて継続は大事なんだという事がよく分かった。

マモル君もイギリスのパブロックの人やイアンデューリーみたいで格好良かった。勇気をもらったなぁ~。

○月×日 背負うものたち

今日は起きたらNHKで「趣味の園芸」をやっていて、思わず食い入るように見てしまった(笑)。なんか枝の切り方とか勉強になった!
「さらば五月晴れ」と書いたのに、今日は爽快な一日だった(笑)。
スタバにいってコーヒーを買い、しばらく外でボーッとして、気持ちよかった。
来週は勘太郎さんとのライブ、そして神戸でのイベント。
とても楽しみだ。
高校生の時のアイドル、そしてそれは今も変わらない。緊張もするけど、それがまた「よひ部屋」とか「徒然」とはいい意味で違う刺激をくれるはず。勘太郎さんの胸を借りられるだけでも、大光栄なこと。よし、かなりおんぶに抱っこでいこう(笑)。勘太郎さん、よろしくお願いします!

昔は「ライブをする」というと、年に1、2度あるかないかだった時期もある。
バンドメンバー集めて、東京、大阪だけ、たまに名古屋。
感覚を掴もうにも2カ所ぐらいしかないから、大変(笑)。
それが、いつの間にか月1でライブやってる。しかも今月は月あたまにライブやったのに、もう随分と空いてる気がする。

昨日、たまたま入った店でB'Zのビデオが流れていた。
多分、20周年か何かのもので、大きいスタジアムだった。
印象的だったのは、稲葉さんの容姿。
僕が思うにイケメンって難しい部分を沢山背負ってると思う。格好いい事がイコール、「ロックっぽい」とは限らない。逆に「嘘っぽく」見えることがあって、たとえば格好いい俳優がロックっぽい事をしても「ロックっぽくみえない」ことが多々あるように。「格好いい事」を背負って生きてきて、それを今も尚裏切らないのは、並々ならぬ葛藤があるはず。それを体現してる稲葉さんは凄いと思った。松本さんも含め、凄いいい顔立ちと佇まいになっていた。素晴らしい。

○月×日 さらば五月晴れ?

今日は湿気もなくさわやかな五月のような気候だった。
僕の予感では今日がさわやかな気候最後の日じゃないだと思う!
きっと、この日を境にジメジメとした日々が続くに違いない。今日ニュースで、夏の朝6時の平均気温って27度あるらしい(笑)。めちゃ暑いじゃん!昔は朝も夜も涼しかったのになぁ(T_T)。

これでも今は笑って話せるが、オーストラリアは確か紫外線が強すぎて皮膚ガンの発生率が凄くて、子供も帽子やサングラスをするのが当たり前だそうだ。そんな時代がそこまで来てんだろうか?手塚治虫の『火の鳥』で、地上に住めなくなった人類がみんな地下に都市を造って暮らしてるシーンがあったが、あれもあながち現実になるかもね。ロックという手塚漫画によく出てくるキャラが、最後わざと空気の悪い地上に出て死ぬシーンとか強烈に印象に残ってる。

今年はどんな猛暑が待ってんだろうか・・・。

○月×日 見本市

昨日はペス君のファッションブランドの展示会に顔を出してきた。
大盛況だったし、デザインはいいし、なんか圧倒された。
凄いなー、二つの顔を持つって。真似したくなった(笑)。

こういうファッションブランドの展示会って、ドップさんのとこに続き2度目の経験なんだけど、音楽業界にはないもので、新鮮さがある。

こういう見本市的なのって、音楽でもあるのかな?
インストアとかそれに近いか。あと、レコード会社が時々やるコンベンションがそれか。ああいうのがもっと小規模でも活気あるものになれば面白そう。

○月×日 盆栽への道

最近、スタジオに植物を入れて、水のやり方に注意してる。
というのも大体枯らせてしまったり、腐らせてしまった過去があるから(笑)。
なんか、自信ない(T_T)。
でも、楽しい。盆栽いじる人の気持ちがなんとなくわかる。

ついこの間まで、割とカラっとしてたのに、いきなり湿気が凄い。
スタジオもジメっとしてきた。植物は湿気に弱そう(T_T)。
でも部屋の中に植物あるっていいね(笑)。
なんか、いい空気を出してくれてる感じが気持ちいい!

なるべく空気を入れてあげようと窓を開けて作業するようにしてるのだが、今日は蚊に刺された(笑)。植物中心にスタジオを考えてるな。。。

○月×日 日本男児は富士好き

日本代表、W杯おめでとう!
今日は、サッカー解説者のセルジオ金戸さんに色々聞いたんだけど(笑)、ディフェンス陣の守りとタメが良かったらしい。僕はもう、ルーズボールが殆ど相手に取られて、挙げ句ピンチの連続で全然安心して見ることができなかった(笑)。

今日はある撮影で富士山へ。
そこへ、金ヤンに小林君に、桑折君や成島君、なんちゅう組み合わせ(笑)。
それにしても、日曜の高速。
凄いことになってます(笑)。
ETCの割引の影響か、行きから渋滞。おまけに帰りは事故が2件。富士山から東京まで5時間ちかく!名古屋まで行けるジャン(笑)。凄いすぎる。日曜のお出かけ事情がこんな大変な事になってるとは。

行きも帰りも金ヤンと全く寝ずに話込んでいた。
久しぶりにゆっくり色んな話ができて楽しかった。
昔の友は今も友って、大五郎のCMじゃないけど、やはり落ち着くね。

そうそうタモリさん言ってたけど「西日本の男は富士山好き」らしい(笑)。
小さい頃から、図鑑やテレビでしか見たことないから憧れが強くなるらしいんだけど、四国出身の金ヤンもやはり富士山好きみたい(笑)。俺ホント好きなんだよね。。。
どうやら、明日はまた雨(T_T)。
逆に言うと、奇跡の一日だけの晴れだった。さすが、晴れ男!俺。

○月×日 6月の長雨

雨が好きな僕でも、こう雨が続くと憂鬱になる(笑)。
まだ、梅雨って訳じゃないよね?なんだここ毎日の雨は。

『ブレードランナー』とか、ずっと雨降ってる映画とか好きなんだけど、あれが毎日だとこういう気分になるんだね。逆に一年中雨が降らない中で生活するのも大変なんだろうな(笑)。そういう意味じゃ日本は素晴らしい。

次期首相を狙う民主党の党首がわざわざ韓国まで言って、大統領に日本は過去を謝れと言われ、同意したみたい。ご苦労なこった。そんな公約をしてまで、ゴマすらないとダメなのかね。そういう奴は昔売国奴と言われたもんだが...。そんな人が日本の首相に本当になってしまうのだろうか。

さて、今日はサッカーのW杯だ。
昔よりも高揚感がないのは、今の代表に魅力がないのか、僕が少し冷めてるのかなぁ(笑)。いずれにしても見ちゃうんだろうけど。

そして、試合が始まる前は興奮してくるんだろうな(笑)。
頑張れ、日本!

○月×日 出れんの!?サマソニ!?

この夏、こういう事をさせてもらう事になった。
審査員のような、推薦人のような、ま、アマチュアの人達を応援する企画なのだ。

しかし、皮肉なモノで僕はこういうオーディションものに受かった事もなければ、受かる気がしたこともなかった。今でもそう、なんか曲のコンペとか大体落ちる(笑)。そんな僕が選ぶ側に回るなんて、なんていう神様のいたずら。

せっかくの声をかけてもらったので、せっかくならゴールデンサークルやヨヒトの部屋でお馴染みのアーティスト達に声を掛けさせてもらった。こういうコンテストの場合、よくあるのはレコード会社のディレクターだったりするのだが、敢えてアーティストにすることで、このイベントの「色」になってくれたら、と思ったのだ。

そして、面識はないけど、最近活躍のクリエイターにも声を掛けさせてもらった所、いしわたり淳治さん、今井了介さんが参加してくれる事に。特にいしわたりさんは今日顔合わせもさせてもらい、とても音楽に真摯な方で「ああ、この人がいれば大丈夫」と、人任せな(笑)安心をするほど、いい雰囲気を持った人でした。


僕のように、「オーディションものには受かりっこない」と思いながら音楽をやってる人は沢山いると思う。でも、何がどういうきっかけで物事が進むかなんて誰も分からないわけで、しかも今回は大勢のアーティストやクリエイターが聴いてそれぞれの感覚でチョイスしてくれるので、チャンスは本当に拡がってると思う。是非、色んな人に応募してもらいたい。

個人的にはミドリカワ君を選んだのは大きい(笑)。
彼がどんな人選ぶのか、楽しみ!

○月×日 曇り空

今月から自転車生活にしようと思ってる。
けど、まだ乗ってない(笑)。
汗かくから着替えをリュックを入れて、ペットボトルを装備して...頑張るぞ!
多分(笑)。

考えてみたら高校は毎日自転車で通ってた。
何キロぐらいだろう?
でも、今家から渋谷まで乗ったとしても10キロぐらいあるはずだから、この距離は結構ある。実家から福山の街中まで10キロぐらいあって、自転車でいくのは大冒険だったもんね。だから、都心まで自転車で通うのは、毎日実家から福山に行くようなものだ!


それにしても最近はテレビを見なくなった。
ウエンズデーJPOPぐらい(笑)!
つけても、流し見だ。どのチャンネルをひねっても同じような番組だし、しかも面白くない。昨今、低視聴率がよく言われてるけど、番組の「質」の影響も大きいんじゃないだろうか。そういう意味ではプロ野球は「質」の高いコンテンツだった。下手な番組よりよっぽど面白い。是非、プロ野球番組を復活して欲しい。

テレビ至上主義の時代は終わるのだろうか?
それはアル意味面白いけどね。せいぜい戦後に生まれたコンテンツだし、変化していくのは当然。どんどん混沌していって、本当にいいものが提示されるようなメディアが生まれて欲しい。

「一個人」という雑誌が龍馬特集で、久々に歴史熱に火がついた!

○月×日 The day of Kiyoshiro

こんなミラクルな夜は人生の中で何度経験できるだろう?
それもこれも清志郎さんが運んできてくれたものだ。

「ヨヒトの部屋37」は、清志郎さんへ捧げる音楽葬を個人的にやらせてもらった。
声を掛けたのは、まず同郷で同じ年齢で同じ境遇で、きっと同じレコード屋に通い(笑)、RCに洗礼を受けたであろう藤井一彦。続いて昔同じ事務所にいたミキオ君。彼は顔も清志郎さんそっくりで、きっと清志郎さんの事大好きなんだろうなと勝手に決めつけていたので、まずはこの二人に声を掛けたところ、快諾してくれた。ミキオ君に至っては札幌帰りという過酷な条件の下来てくれた。

そして、清志郎さんのお葬式の夜に声を掛けた、小林君と宮田君。
最近、レギュラーのように参加してくれる林兄弟。
ワタナベイビーは、清志郎さんが亡くなった夜に電話をくれた。そんな縁もあってワタナベイビー。そして、町田君。
更にゆずの二人にも声を掛けたら、快く引き受けてくれた。

更に更に、ライブをやっていたらいきなり三宅君が会場に現れた!
これは後で分かったのだが、北川君が声を掛けてくれたみたい。三宅君呼びたいの山々だったけど、あまりにも近い関係だから、遠慮していただけに、三宅君の登場は凄い嬉しかった。

僕は『ありふれた出来事』『夜の散歩をしないかね』。
一彦は『いい事ばかりはありゃしない』『あの娘のレター』『トランジスタラジオ』。
小林君は『君が僕を知ってる』、宮田君は『スローバラード』。
ワタナベイビーは清志郎さんとの共作『坂道』。
飛び入りの三宅君は『Oh,Baby!』『烏合の衆』。
ゆずとは『キヨシローにあこがれて』。
そして全員で『つきあいたい』、『デイドリームビリーバー』。
『雨上がりの夜空に』。

これだけの人が集まるだけでもミラクルなのに、更にその日の演奏はどのシーンもミラクルでマジカルな輝きを放っていた。

『雨上がりの夜空に』の時、横を見て一彦が歌ってる姿を見ると、もう完全に高校生に戻ってる(笑)。それはそこにいた全員がそうだったに違いない。
そんな気持ちにさせてくれる清志郎さんの偉大さ。

打ち上げで三宅君が「ボスは絶対今いるよ」と言ってくれた。
更に、その日は偶然にも清志郎さんが亡くなった丁度一ヶ月後だった。打ち上げの途中で、みんなで黙祷して、そして天国の清志郎さんへ向けて乾杯をした。

三宅君が清志郎さんのお家に最近行ったら、まだ清志郎さんのスタジオに僕の絵(原画は僕が持っていて、そのポストカード)が飾ってあったよ、と。それを伝えに来てくれたみたいで、言葉にならなかった。

ずっとずっと帰りのが寂しくて、珍しく明け方までみんなで飲んでいた。
白んでいく空を見ながら帰る道すがら、いつものように今日も明けていき、世界は動き出してるんだと思った。留まることなどせずに。


清志郎さん、この日出たアーティストみんなずっと音楽をやり続けるはずです。
それが、清志郎の子供達ができる唯一の恩返しだと思うからです。
ありがとうございました!


ライブに来てくれた皆さん、ありがとう!
そして、出演してくれたみんなありがとう!下北沢440ありがとう!

カンシャ、フォーユー!
愛してまーす!