から○月×日 転がり続ける石
スタンディングのど真ん中の3列目ぐらい!ボブディランのスタンディングライブに行ってきた。
手塚治虫の『火の鳥〜鳳凰編〜』の良弁、『ブッダ』の中に出てきそうな老修行僧。
ディランの佇まいを一言でいうなら、そんな感じだった。
もう、壁画みたい(笑)。
でもそれは、『ネバーエンディングツアー』と名付けるツアーをやってる彼だから到達した境地だと思う。たとえば、シナトラにしても、エルビスにしても、エンターテイメントとしてステージは立ち続けたけど、でも「ライブ」じゃない、「ステージ」なのだ。
往年の名曲を軽やかに歌う「ステージ」。ディランは常に「ライブ」、そして決して古くならない。その「ライブ」な感じが彼をオールスタンディングライブへと導いたのだろう。
そのライブへの意識はアーティストの「在り方」そのものじゃないかな。
前に要さんが「1年に一度ドームをやる人をミュージシャンと呼ばないけど、小さいライブでも一つでも多くやる人を俺はミュージシャンと呼びたい」と言っていたが、規模ではなく、価値としてのライブ。そしてそれをどういうカタチでやっていくか、にミュージシャンの「在り方」が出る。
かまやつさんにもそれを感じるし、友部さんやチャボさんにも感じる。
カタチは違えど、ユーミンも1年として、ほぼ休まずライブをやり続けている。
ディランの「風に吹かれて」は日本でいうところの「バラがさいた」とか「若者たち」「この広い野原いっぱい」でもおかしくない。なのに全く錆びないし、若者が未だに絶叫してる。本当にそこが一番凄い所だと思う。「おまえもシナトラ聞いて、『マイウェイ』カラオケで歌ってるようじゃ、もう“あがった”な」って言われるのに、ディランだと「格好いいじゃん」って言われるのだ。
(注 シナトラは大好き!キャピトル時代!)
そこにディランの「在り方」がある気がする。
正に「転がり続ける石」のような、生き方をしてきたのだ。
しかし、オールスタンディングって疲れるね(笑)。
小林君と行ったのだが、開場から開演まで1時間立ちっぱなしで、「ジュンスカのお客さんもこんな感じで待ってたんだね」と、初めてお客の大変さが分かった(笑)。
とにかく、音楽の「在り方」を教えてもらった夜だった。
小林君、小学生みたい(笑)。「忘れんなチケット」小林雅之まもなく45歳(笑)。
○月×日 徒然道草〜第七幕〜決定!

じゃーん、徒然道草〜第七幕〜が決定!
今年は、毎年恒例の秋ではなく、春。そしてバンドでまわるという初めてづくし。
今回のムッシュ寺田でも思ったけど、やっぱ大勢っていい(笑)。
一人も一人の面白さはあるんだけど、結束感の良さも時には欲しくなる。
きっかけは、去年の代官山での「よひ部屋」。
ジュンスカのメンバーがそれぞれの活動をそれぞれがやった日に僕はバンドで出て、凄い刺激的だったんだけど、まだ「バンド慣れ」してない感もあって(笑)、「よし来年はバンドでなるべくやるぞ」と誓って、しかも「なら徒然道草もバンドでできないかな」とひらめいたのだ。
バンドをやると、今度弾き語りもいい影響がでてくる。
弾く姿とか、“間”とか、リズムとか、相乗効果がある。この間の入間でも感じたしね。
そして、バンドのメンバーを探す事に。
っても、知り合いは全然いないので、当然まずは林兄弟に(笑)。すると快く引き受けてくれた。
なんか、心から楽しみにしてくれてる感が嬉しいし、由恭君が「せっかくなら呼人さんのルーツもしりたいので」と、当初なかった福山が追加(笑)。こういう、アイデアもバンドならではだ。
橋口君は、helloのボーカル。
ボーカルなのに、誘ってしまいました。しかもジャンルはかなりポップな事をやってる。
でも、直感的に一緒にやると楽しいかも、って思ったので誘ってみた。
この4人でどんな旅になるのか。
どんなマジックが起こるのか。
どんな成長をさせてくれるのか、今から楽しみ!
是非、『徒然道草〜第七幕〜』。
遊びに来てください!
寺岡呼人一座 全国行脚 徒然道草~第七幕~
出演:寺岡呼人(バンドメンバー:Dr&Per,林久悦 / Ba,林由恭 / Gt&Key,橋口靖正)
5月21日(金) 仙台 LIVE HOUSE enn
OPEN/START:19:00/19:30
(問)LIVE HOUSE enn tel:022-212-2678
5月22日(土) 東京 南青山MANDALA
OPEN/START:17:00/18:00
(問)南青山MANDALA tel:03-5474-0411
5月29日(土) 名古屋 ell.FITS ALL
OPEN/START:17:30/18:00
(問)ell.FITS ALL tel:052-201-5004
5月30日(日) 神戸 LIVE HOUSE WYNTERLAND
OPEN/START:16:30/17:00
(問)LIVE HOUSE WYNTERLAND tel:078-252-8030
6月1日(火) 福岡 Early Believers
OPEN/START:18:30/19:00
(問)Early Believers tel:092-738-7337
6月2日(水) 福山 POLE POLE
OPEN/START:18:30/19:00
(問)POLE POLE tel:084-925-5004
6月5日(土) 京都 磔磔
OPEN/START:17:00/18:00
(問)磔磔 tel:075-351-1321
6月6日(日) 金沢 もっきりや
OPEN/START:16:30/17:00
(問)もっきりや tel:076-231-0096
6月12日(土) 横浜 THUMBS UP
OPEN/START:17:00/18:00
(問)THUMBS UP tel:045-314-8705
6月13日(日) 札幌 くう
OPEN/START:16:30/17:00
(問)くう tel:011-616-7713
※札幌公演のみ一人弾語りとなります。※未就学児入場不可
チケット料金:前売¥4,500 (税込・ドリンク別) *青山MANDALAのみ¥5,200(ドリンク付)
チケット発売日:3月20日 (土) 全国一斉発売!(プレイガイドは各会場により異なります。)
○月×日 ゴールデンサークル14 終了!

うーー、気持ち悪い(笑)。
昨夜は朝までカラオケだった(笑)。カラオケなんて何年ぶりだ?
なんだろう、学生の打ち上げだったなぁ。
考えてみれば、民生っちの周りは昔から、ああいう学生のりの笑顔に溢れてるし、そういう空気を自然に作れる人なんだよね。戦国時代なら大将、明治なら政治家の器なんだろうなといつも思ってしまう。
昨夜のカラオケはクリストーマスまで大フューチャーして、凄い一体感を作ってた。
さて。
ゴールデンサークル14が終わった。
今回の出演は、去年の「出れんのサマソニ」のオーディションで寺岡呼人賞だった「who the bitch」、そして寺田、ムッシュかまやつさん。
とにかく、かまやつさんは凄い。
あの、存在感は何なんだろう。
僕らや、僕よりも一回りも若いミュージシャンが演奏して歌っても、受け入れられるスケールとしなやかさが、かまやつさんの曲や存在にはあって、結果的にお客さんにも「ムッシュ凄い」ってなってしまう。
どんなに歌がうまくても、どんなに派手な衣装を着ても、それだけだと人を感動させられないんだよね。
音楽のひとつの答えが、かまやつさんにある。でも、その答えを見つけることは困難だ。
それは、生き様も一つなんだろうと思うけど、あんな風になれるのだろうか。
民生っちは久しぶりに会ったけど、なんか大人になった(笑)。
広島人独特の人見知りがお互いあって、きっと僕はまだあると思うんだけど(笑)、でもゴールデンサークルバンドのみんなや、who the bitchや、初めて会う人にも凄いフランクに接していた。それにゴールデンサークルに対しても、応援してくれてる感を、さり気なく、でも深く出してくれて、そういう優しさを凄い感じたし、大人になったなと。僕も大人にならねば!
ああいう、目に見える優しさじゃなく、さり気ない優しさってずるい(笑)。格好いい。
寺田は(笑)、前回なぜか曲の合間にジングルを作ってたのだが、そのジングルどれ使おうかという所から、打ち合わせが始まって、でも「せっかくならジュンスカ、ユニコーンでもつくるか」みたいな感じになり、それが結構真剣で(笑)、何時間も考えてて、結局「今回こういうのばっかでいくか」となった。
ジングルだけで17、8曲はあったはず(笑)。
でもトータルは5分ぐらい。なのに、寺田のステージは1時間近くあった(笑)。
色んな音楽がある、でもあの空気は寺田しか作れないと思った。
そして、こういうユニットが今の日本に必要だと(笑)。
who the bitchも、音の一体感が「バンド」って感じで、格好良かった。
あの後、夜来るまで広島まで移動したみたい!ひええ。
ゴールデンサークルバンドは本当素晴らしかった。
特に、今回初の磯貝君や森君は、バンドに鮮度をもたらしてくれ、刺激となって、ゴールデンサークルのサウンドをグルーブさせてくれた。ベースの林君、ギターのじーけん君も本当におつかれさまでした。
林君は5月から始まる、「徒然道草〜第七幕〜ツアー」でも一緒。楽しみ!
二次会のカラオケでは、もうグッチャグチャでかなり酔っぱらってしまった。
ジュンスカとユニコーンや、ボウイ、吉川晃司さんなど、アフターゴールデンサークルだった(笑)。
そうそう、クリストーマス役のじゃぴょんの桑折君のジュアルケービーも死ぬほどかかってた、民生っちもが勝手にリクエストして(笑)。
また、いつかこの「空気」に触れられたらいいなぁ。
そんな日まで、また今日から頑張ろう!
ゴールデンサークルに来てくれたみなさん、どうもありがとう!
また、遊びに来てください!
○月×日 GCリハ終わる
ゴールデンサークルのリハが終わった。
昨日と今日と、二日間もできた。二日できるのはかなり嬉しい。
昔は一日だったような気がする、これはでかい!
今回はゴールデンサークルバンドのメンバーがもの凄く真面目で、空き時間はとにかく練習していて、リハが終わってもプレイバックを聴いていて、話し合ったり、リハ二日なのにもう「バンド」になっている。そういう鮮度ってもの凄く大事だと思う。
今日なんて、バンドのみんなに普通に「つぶやき」ながらスタジオに向かっていて、「みなさん、今日は朝もリハの音聴いてました?」みたいなのをつぶやきながら、スタジオに着いたら、もうみんな練習していた(笑)。凄い、集合時間よりもかなり前にきて練習していたみたい。
かまやつさん、民生っちも二日とも来てくれ、しかも今日はアタマに僕の会報用の対談までしてもらった。バンドがかなりバッチリなので、のっかってる僕らはもう楽しませてもらおう(笑)!
寺田を最初にやったのは、もう19年ぐらい前かな。
なんか凄いなぁ。
お互いに劣化はしてるが(笑)、寺田をこうやってまたやれるって凄い!
久々の寺田なんで、皆さん暖かい、寛大な心で見守ってやってください。
では、当日お会いしましょう!
○月×日 念願のバイクライフスタート!

ようやく念願の自転車ライフが始まった。
思えば、去年のゴールデンサークルの時、K君に自転車を薦められ、しかもセールストークがうまくて(笑)、「軽い自転車は、踏めば踏んだ分だけ進んでくれるんですよ」「坂道も全然楽に登れますよ」など、ゴールデンサークル終わる頃には「お勧めの自転車何がいい?」とメールで聞くまでに(笑)。
で、メーカーはもうK君と一緒にするって決めてたので(笑)、途中デローサとか傾きかけたが、初志貫徹した。しかも、K君は一緒に自転車屋までついてきてくれ、店の人を紹介してくれたり、色んな説明をしてくれた。最初は「新しいので、軽けりゃ何でもいいや」と思ってて、派手な今どきのバイクにしようかなぁと思ってたのだが、K君が「呼人さんはフレーム細くてクラシックスタイルの方がいいと思いますよ、好みですけどね」とアドバイスしてくれた。
そうなったら、もう細いフレームにすぐシフト(笑)。
そこから色々研究して、K君お勧めのクロモリ(鉄)のバイクは注文して何ヶ月も待たないと駄目なのと、やはりちょっと重いかなと思い、カーボンの中でも細く、クラシックスタイルのものを探し出した。
で、結局年が明けても見つからないところに、この間の誕生日!
なんとK君は、僕の誕生日プレゼントにバイクのパーツをくれたのだ!
それで、どんどん気持ちが加速していき、デザイナーのドップさんが自転車好きなのを聞いて、メールでやりとりしていたら、「知り合いにバイクを組んでくれる人いるんで紹介します」と。
それで、この度完成車が出来上がったのだ。
このバイクのフレーム、トップチューブ(フレームの上の部分)が水平。
昔の自転車はあたり前なんだけど、今のバイクは斜めになってるのが多い。しかもフォーク(タイヤを挟んでるフレーム)も、曲がってるのが今は主流なんだけど、まっすぐのストレートフォーク。
もう、楽器でいうところのストラトキャスターなんだよね(笑)。
わかるかなぁ、わかんないだろうなぁ(笑)。
まぁ、とにかく僕はカメラも時計も楽器も機材も車も全部古いし(笑)、このバイクはそういう意味ではピッタリ!ありがとう、K君!
ようし、ツーリングチーム作るぞ!
今のところ、ドップさんしかいないな(笑)。こういうに引き込むの苦手なんだよね。
よぉし、じゃぴょんの桑折君もいれよう。
なんか、まだぎこちない(笑)。
○月×日 平成のオレンジ計画
トヨタ車バッシング、イルカ漁の盗撮がアカデミー賞、マグロの禁漁にと、まるでヤンキーのかつあげ状態にされてる日本。これってどっかでみたこあとあるぞ。
そうそう、大東亜戦争前の日本包囲網だ。
あの時の、日本いじめにそっくりじゃないか。
軍が暴走しただけじゃない。こうやって、欧米人からいじめられて、耐えに耐えた後、立ち上がって立ち向かった側面もあるのだ。
今のこのトヨタ車バッシングなんて、完璧にアメリカあげての戦略だよね。
しかも、アメリカの教授が間違いを指摘。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100312-00000609-san-bus_all
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/economy/toyota_recall/?1268698734
どんなに逆立ちしたって、世界一優秀なのだ。日本車は。
情けないのは、それに対して政治家が誰も怒らない。
トヨタ車のおかげで今があるのに、アメリカの恫喝されただけで、逃げる。
これじゃ、子分を簡単に捨てて逃げる、卑怯な親分と同じ、誰もついていけない。
イルカ漁の盗撮映画のアカデミー賞もきっと国をあげての策だろう。
来日中の監督のインタビュー。
http://news.livedoor.com/topics/detail/4658672/
まるで、答えになってない(笑)。いるか以下。
牛や豚など大量食いしてる人にとやかく言われる必要ない。カンガルー殺す映画盗撮できるのか、この人達は。この欧米人の思い上がりも、昔そっくり。
アメリカなんて幕末、鯨とるために、東の果ての日本までやってきて、沖縄に捕鯨用の基地を作りたいたいから、黒船を来させたくせに、本当にご都合主義だよね。好戦民族の詭弁ってこういうことか、こんな屁理屈に世界中が巻き込まれたわけだ。この数十年。
しかし、一番情けないのは、やはりこんな盗撮に対して何も言えない政治家だ。
ここで、毅然と「日本の食文化をとやかく言うな!」とはっきり言える政治家がいない。
そんな人物が現れたら、日本は変わる!
○月×日 入間so-soの夜
外はすぐ幹線道路!リニューアルした入間so-so。
その、ライブの第1弾に呼んでもらって行ってきました。入間。
何でも、3周年だそうで、おめでとう!
新しくなったso-soは、入間川に近い幹線道路沿い。入り口には以前のso-soの外観のピンクのペンキを塗った外壁が(ザ・バンドのビックピンクです。品のいいピンク!)。中に入ってビックリしたのが、内装も以前と全く違和感ない雰囲気。
それにしても、これで3軒目の建物。事情があってのことだが、その忍耐力というか持続力は尊敬するなぁ。
幹線道路沿いで騒音はかなり凄いのだが、僕は以前よりもこっちの方が好きだ。もっと音楽の匂いがしてる。あの幹線道路はさながら「ルート66」な感じ’(と思うようにしよう)。
駅からは随分遠いのに、多くの人が来てくれた。
最近はライブに飢えていて、今はすべてのライブが血肉になってる実感があるし、勉強にも成長にもなってると思うので、どんなライブも基本断っていない。それに、悲しいほど練習よりも本番じゃないと、そのプロセスというかご褒美をもらえないのだ。
だから、規模なんて全く関係ない。今週GCがあるけど、全然同じ価値だ。最近やたら耳にするし、自分でも思う言葉が「規模より価値」で、自分のこと、ひいては日本全体が「規模より価値」を求めてるような気がするんだよね。
だから年末の「よひ部屋」に出て頂いた根本要さんが「ミュージシャンは一本でも多くライブをやる努力をしなくちゃいけない」って言葉が、ホント最近よく分かる。
そんな価値で一つ一つのライブをやってるから今ライブが面白い。本当に「生」だよね、生もの。出たとこ勝負なのだが、その空気の中で泳ぐ感じ、うーん飢えてる(笑)。
なので、本当は5月の木村さんのイベントも、まわりが大御所過ぎて萎縮するとこなだが、飢えてるので(笑)、そんなことで断れないのだ!
とにかく、入間so-so。店にはもう音楽の神様が宿っていた。
ステージから見た風景が、音楽の場になっていたし、音響もいいし、とても気に入った。
オーナーの酒井君にはこれからも是非頑張って「天職」にしてもらいたい、もう「天職」だけど(笑)。
so-soに来てくれたみなさん。
どうもありがとう!
また入間で会いましょう。
○月×日 四人仲良くコンサート
写真取り放題っていうのもいいなぁー!いや、もう芸術だった。
AC/DCのライブである。
久々に“洋楽”の匂いのするライブにいった気がする。コールドプレイもみたし、U2も見た。しかし、AC/DCはまた違う匂い、あの自分が小学生の頃、近所のお兄さん、お姉さん達が聞いてて、それを遠巻きに見てたような感覚。
それよりも、ラモーンズもそうだが、同じスタイルを貫くことの凄みを感じた。
同じ曲、同じメンバー、同じファッションで30年以上である。アンガスの存在はもう、ある意味マイケル以上の凄みだ。前から9列目で、しかも花道の横だったので、花道に来ると最前列になる。
その最前列で見ると、アンガスのあの短パンファッションとは裏腹に老け具合も強烈に分かる。ちょっとおじいちゃんっぽくて、頭も禿げ上がってる。しかし、それらがすべて“凄み”になっている。寿司職人でも、大工の棟梁でもそうだが、やり続ける人の顔つきって、彫刻で彫ったような深い顔つきになる。アンガスには、そんな凄みを感じた。
20年前にジュンスカでニューヨークに行った時、マジソンスクエアーガーデンで見たのだが、その時はメンバーで僕だけが、全くAC/DCを聴いてなくて、ついていけてなかったのだが、それでもあの時と同じスタイルでこうやって、日本にやってきてる彼らを見ると、それだけでチケットを買う価値があるほど感動があった。
あとは、アンガスのギターの音。
これが、驚異的に素晴らしかった。逆をいうと他のメンバーの音が殆ど聞こえなかったが(笑)。
もし彼が昔の栄光だけで、ライブもたまにしかやらない人なら、こういう佇まい、音になってないと思う。いくら同じように弾いても裸の王様になって、全然格好良く映らないはず。
もう汗ビショビショで、上半身裸で、何十年も休まずやって来たからこそ、あの人差し指を上げるポーズが、芸術になるのだと思う。いやぁ、見とれた。
さて、今回はなぜかジュンスカのメンバーだけで見に行った(笑)。
多分、ほぼ初めての事じゃないかなぁ。
ライブ終わって、下北に移動して飯を喰ったのだが、「なんかこういうのいいね」って盛り上がって、「よし、また四人でライブいこう!」「次は何時間も前から近所で飲んでから行こう」ってなった(笑)。40を超えてみんなでこうして童心に戻ってライブいけるなんて、恥ずかしいけど素敵な事だと思う。だって、誰かが堅気になってたら実現しないし(笑)。それにそういうチャンスを与えてくれるアーティストがいるから実現してるのだ。
だから、ジュンスカがファンの人にそういうチャンスを与えるような存在になれるように、日々努力しなくちゃね(笑)。
ジュンスカ、子供に還る。の巻(笑)
○月×日 青春
今日は知り合いに、いい言葉を教えてもらいました!
サムエル・ウルマン 作山宗久氏訳
青春 Youth
青春とは人生のある期間ではなく、
心の持ちかたを言う。
薔薇の面差し、紅の唇、しなやかな手足ではなく、
たくましい意志、ゆたかな想像力、炎(も)える情熱をさす。
青春とは人生の深い泉の清新さをいう。
青春とは臆病さを退ける勇気、
安きにつく気持ちを振り捨てる冒険心を意味する。
ときには、20歳の青年よりも60歳の人に青春がある。
年を重ねただけで人は老いない。
理想を失うとき初めて老いる。
歳月は皮膚にしわを増すが、熱情を失えば心はしぼむ。
苦悩・恐怖・失望により気力は地に這(は)い 精神は芥(あくた)にある。
60歳であろうと16歳であろうと人の胸には、
驚異に魅かれる心、おさな児のような未知への探究心、
人生への興味の歓喜がある。
君にも吾にも見えざる駅逓(えきてい)が心にある。
人から神から美・希望・よろこび・勇気・力の
霊感を受ける限り君は若い。
霊感が絶え、精神が皮肉の雪におおわれ、
悲歎の氷にとざされるとき、
20歳であろうと人は老いる。
頭(こうべ)を高く上げ希望の波をとらえる限り、
80歳であろうと人は青春にして己(や)む。
○月×日 トイレの神様
今日は植村さんの『わたしのかけらたち』の発売日だ。
世間ではちょっとした“トイレの神様現象”が起こっている。
しかし、僕が誇らしい気分なのは、これが何かに迎合した訳でも、世の中のトレンドに合わせた訳でも
、沢山のお金をつぎ込んで起こった現象じゃないことだ。
植村さんの事務所やレコード会社の人に最初に頼まれたのは「作家をたててください」という条件があった。でも「作家をたてて」とか「〜風のアレンジで」という、テクニックの発想は、実はミュージシャンのパーソナリティーとはかけ離れた発想だ。
僕は結局、はぐらかし続け、結果的には曲は全部植村さんの作曲になった。
自分もミュージシャンなので、ま、そこが大人じゃないのかもしれないけど、「こうやったら売れる」よりも「あと10年でも20年でも30年でも長くやって欲しい、そのためにどうするか」っていう考えで、制作をすることにしている。
そこで、「売れる」という発想よりも「自分の原点をちゃんとはき出すアルバム」になれば、それで僕は満足だし、きっかけになってくれると思ったのだ。そういった、ある意味一人よがりな、逆行した考えが皮肉にも世の中の注目を浴びてるのだから、世の中分からないものだ。
でも、僕にはそれも何処かで確信があって、たとえば去年の徒然道草で作った『父ちゃんの鼻歌』って曲があって、あれがあったから『トイレの神様』の植村さんの最初の言葉に食いつけたと思う。そして、そのツアーでも、どんな規模であれ、僕は僕で「世の中はきっとこういうものを求めてる」と信じていた。
だから、こういうカタチで注目を浴びたのは、そういう自分の感性がまだまだ錆びていないことが証明されたことになるのだ。
そういう意味で、今回のアルバム『わたしのかけらたち』は彼女のそういう“匂い”が詰まったアルバムになっている。アレンジを一緒にやってくれた磯貝サイモン君、作詞の山田ひろしさん、岩里祐穂さん、みなさん素晴らしい仕事をしてくれました。
是非、今日発売の『わたしのかけらたち』を聴いてみてください。
今日は午前中次回の「よひ部屋」のゲスト、夏木マリさん、斉藤ノブさん、そして平田崇君、林兄弟と打ち合わせをした。夏木マリさんの音楽素晴らしい!
フランスの俳優が音楽をやってる時のような“アート”な匂いがムンムン。
こういう匂いのアーティストって今はもう全然いなくなった気がする。
昔でいう、松田優作、原田芳雄、桃井かおりさんあたりまでかな。
いやぁ、楽しみ!!
是非、みなさん遊びにきてください!

○月×日 サマソニ同窓会
昨夜は「つぶやき」ながら、みんなで飲んだのだが、最後は酔っぱらってつぶやけなかった(笑)。
磯貝君以外、みんな広沢君も、岩崎君も、今井さんも、つぶやいていて、みんなでツールを見せ合ったり、情報交換していた。今井さんなんて岩崎君の「つぶやき」に反応して来てくれたしね(笑)。
最後は世田谷ボーイズも来て、さながら「サマソニ同窓会」だった。
縁というのは不思議なものである。
あの時のメンバーがこうやって一緒に酒を飲んでるなんてね。
そこでも盛り上がったのが、来た話を断る、受ける、それは条件で?気が進まない?
要は、どんな小さな出会いや、仕事でも、それがとても大きな縁になる可能性があって、そういう可能性を最初から断ち切ってしまうのはもったいないないな、という話。
あのサマソニも僕がみんなに電話して、「一緒にやりませんか」と誘ったのだが、それで断るのは簡単だけど、みんな受けてくれたおかげで、こういう日がきたり、仕事に繋がったりするのだ。
そういうのを改めて思ったし、僕もそういう所が自分の生命線なんだろうなと思った。
そういう直感を大事にしないとね。
サマソニ同窓会!
○月×日 戸惑う「なう」
「Twitter」まだまだ全然使い方わかりません(笑)。
ま、そのうちに分かるようになるでしょ。
でも、昔のピアノやってくれた中島君からメッセージ来たり、昔の事務所のスタッフからフォローされたり、ミドリカワ君のバンドのソウルガンボの方々から丁寧に教えてもらったり、なんか面白い予感はしてる。でも、どこ見ればいいか分からないから、うまくできてないんだろうなぁ(笑)。
あと、ビックリするぐらいユニコーンファンからフォローされとる。
さすが、寺田(笑)。
ゆずファン少々、更にジュンスカファンが僅か、、、(T_T)。
噂によると、小林君も宮田君もつぶやいてるらしいので(笑)、来週のAC/DCは三人でつぶやきまくりながら、生中継します。言っていながらよく分かっていないが(笑)。
植村さんの『トイレの神様』が大分話題になってるみたい。
何のプロモーションもなく、楽曲の力だけでそこまでいけたのが、純粋に嬉しい。
今の音楽は「手段」にばかりはしり、「今〜が流行ってるから」とか「〜風にしないと駄目だ」みたいな大人の事情にミュージシャンが迎合してしまったりして、すぐに似たような音楽ばかりになる中で、こういう時代からはアウトサイドな曲が、人の心をとらえてるというのは、そういう大人達へのアンチテーゼになるはずだ。
リスナーを馬鹿にしてはいけない。
良いものを心をこめて作らないといけないのだ。
「〜風にやっとけば売れる」。
そんな事をしたくてみんなこの業界に入ってきたのだろうか。
こんなエピソードを植村さんに聞いた。
ラジオのコメントで「トラックで『トイレの神様』を聞いていたら、涙が出てきてしょうがなかった。信号待ちで隣にとまったトラックを見ると同じように運転手が泣いていた。お互い見合って微笑んだ」と。
こんなエピソードを持つ楽曲が今の日本にあるだろうか。
どこまで浸透するかは分からないが、こんな時代だからこそ、こういう曲が一人でも多くの人の心を綺麗にしてくれる事を願う。
○月×日 つぶやきはじめ
世の中、みんなつぶやいてるらしい。
「そんなもんに乗ってたまるか」という気持ちと「なんか面白そう」っていうのがあって(笑)、ついにツィッターデビューしてみましたぁ。
しかし、使い方も見方もさっぱり分かりません(笑)。

↑クリックなう
○月×日 GCリハーサル
昨日は民生っちとGCのリハをクライベイビーでやった。
リハ、、、というかネタ作りというか(笑)。
クライベイビーなので、終始なごやかな感じで、選曲もいい感じで、。
でも、寺田は本番じゃないと駄目なんだよね、本領が。
ただ、リハでもずっと笑いっぱなしだったけど(笑)。
前回の寺田の時もそうだが、民生っちのネタの発想は、なんか音楽とかを超えて、どの世界でも通じる天性のものがあるよね。たとえば、大喜利でもいいし、絵とかアートでもいいし、漫才でも、司会者でも、政治家でもいい。みんながハッと注目してしまう、吸引力のネタが出てくる。ああいうのって持って生まれたものだよね。
あとやっぱ、なんか優しいんだよね。
態度とか、接し方じゃなくて、存在がね。小学校の時の友達みたい。
そういう空気を合う度に感じるんだよね。
とにかく、GC14の寺田お楽しみに(^_^)。
今日のリハは笑い過ぎて久々に涙がでた(笑)。
○月×日 呼人の部屋43
『呼人の部屋』はもう43回目。
コンセプトは、生活の一部としてのライブ。
だから、前の日まで旅行の予定を入れてても、当日会場にいってセッションできるような、そういう生活の一部な空間が目的だった。
それの良いところも確かに沢山あったけど、逆をいうと緊張感が少なめ(笑)。
そういう意味で、今回の「呼人の部屋」は刺激的で、「ああ、ずっとやってるとこういう人達にも出会えるし、そして勉強になるし、生活の一部どころか、人生に影響を与えてくれるような場所にもなるんだ」と思えた日だった。
ただ知り合いだけで集まって身内ノリのライブにするのではなく、常に新しい人達との出会いの場所になる素晴らしい空間にしないとあまりにももったいない!
今回は石田君からすべてが始まった。
石田君に相談して、「日本のうた」を歌える人で誰かいないかなと聞いたところ、彼から「中村 中さん」「保苅あかねさん」の名前が挙がった。僕は二人とも知らなかったけど、音を聴かせてもらったら、確かに「日本のうた」にはまりそうな二人だった。
結構早い段階で、一度打ち合わせをしたのだが、まずそこでの中村 中さんのインパクトが強烈だった。どういうコンセプトのライブなのかを聞かれ、「日本のうた」の意味を聞かれ、こっちはいつものゆるい感じのイメージでいるから、なんか目が覚めるような先制パンチ(笑)。さらに「ゆるいイベントってどういう意味なんですか」と(笑)。
僕は、凄い楽しかったんだよね。
今までこんなに真剣に「よひ部屋」のコンセプトや、テーマの意味を掘り下げて、入り込んでくれた人はいなかった。彼女が真剣だから、何を言っても説得力あるし、周りが引き込まれる魅力があった。
保苅さんはオーガニックな声の人で、これまた魅力的。
ビレッジバンガードとかで売ってそうな音楽の人で、石田君が推薦する意味がよく分かった。もの凄い昭和的でもあるし、現代的でもあるところが素晴らしい。
そうそう!
更に、前日にリハーサルをやるという、「よひ部屋」始まって以来の快挙(笑)も。
これもみんなの真剣度だなぁ。
そのリハーサルで既にみんな、なんか軽音楽部の合宿みたいな感じになっていて、今までにない一体感が生まれていた。
さて本番当日。
保苅さんの「そして僕は途方に暮れる」、石田君の「人魚」良かったぁ。
そして一番強烈だったのは中さんの「織江の唄」。これは凄かった。
彼女のステージはホントに凄くて、きっとエディットピアフとかジャニスはこういうステージをやっていたのかなぁ、と重ね合わせて釘付けになってみてた。
色んな意味で、凄い影響を受けたステージだった。圧巻。
「日本のうた」の最後のセッションは『あの素晴らしい愛をもう一度』『卒業写真』『春一番』。季節もあるから偏ってしまったけど、やはり「日本のうた」は素晴らしい!
そして、直前まで楽屋でみんなでコーラスの練習をしたり、凄いたのしかった。
こういう「よひ部屋」もあるからやめられないね。
『呼人の部屋』に遊びに来てくれたみなさん、どうもありがとう!
来月は夏木マリさん、斉藤ノブさん、そしてターニャの平田君です。
お楽しみに!













