ロンググッドバイ
私立探偵呼人の事件簿
2001.6月号
○月×日
ゆずドーム
今日は謙二とカネやんを乗せて、ゆずのドームに一緒に行った。
久々に3人が一緒だったので、謙二が「ラジオ録ろうや!」って言って「そりゃ、言えた!」と思ったのだが、あいにくMDがなかった。トホホ...。しかーも、今月はロング史上もっとも書いてない月になったっぽい(少なくともここ数年で)。来月からは気合い入れて更新じゃ!
さて、ゆずのライブ。
メチャメチャいい席で見せてもらった。2ブロック先には天皇陛下用の防弾ガラスの席があったぞ!
しかも、反対のブロックには中西さん夫妻や、トヨタの難波君もいた(笑)。
ライブの方は懐かしい曲をたくさんやったので、初めて見た路上でのライブの事とかを思いだして、少し感傷的になったりもした。あの頃は客もいなくて、“がむしゃらさ”がライブの生命線のような感じで、ただ勢いに任せたライブだったけど、一まわりして、少し大人になった彼らがまた、あの頃の曲を歌っている姿は小学校を巣立っていく我が子を見ながら泣いてる親のような心境だった(注:独身です)。
ライブが終わって、乾杯会場に行ったらジーコやユリッペ、ヒロシなどがいた。
早速ピラニアAが(注:自分っす!)がジーコに噛みついたら、超冷たくあしらわれた(笑)。「何かここのノリって独特だよねぇ〜」とつい数年前まで、オレ達に影響され、福山弁で喋っていたジーコはそこにはいなかった。そこにいたのは正真正銘、生粋の東京は本郷生まれのコジマテツヤだった(笑)。
○月×日
『JSA』
昨日久しぶり新宿に行った。
そして、ふらっと『JSA』を観に映画館に入った。
『JSA』とは韓国と北朝鮮の38度線にあるエリアらしい。
まー『シュリ』の時もそうだったけど、つくづく色んな事を考えさせられた。
同じ民族で睨み合う、しかもたった50年前の事。片一方はアメリカが介入して、片一方はロシアが介入するという、第三者の利権争いも含んだ朝鮮戦争。
そーいえば、あまり学校で習わなかったな。この戦争も、この時代の日本の事も。
映画としては、『シュリ』の方が好きだったけど、日本人としては『パールハーバー』にしても『JSA』にしても、観ておかないといけない作品のような気がする。戦争映画や戦争に付随した映画って日本にもあるけど、浪花節入ってない、わかりやすい、映画を観てみたい。
それにしても、新宿は相変わらず“アジア”だった(笑)。益々恐くなっていた。
○月×日
一人アキバ
実は昨日、またまた一人でアキバに行ってしまった(笑)。
謙二の買い物についてった時に見た中古のサンプラーを考えた挙げ句、買いに来てしまったのだ。
そのサンプラーは今はもう売ってなくて、アメリカの方ではHIP HOP関係の連中が探していて、音が太く、独特の歪みがカッコイイのだが、中古でも余りなく、ちょっと前までは結構高かったんだけど、そこで見たのは状態もよく安かったので、一人で行ってしまったのだ。
しかも、手持ちの機材を下取りにしたら、更に安くなって、お得な気分。買い物上手!(値切れなかったけど.....)
早速、アキバにいるオレに謙二がから、メールが。
「一人で秋葉、楽しいじゃろ?」
う、う〜〜〜ん、それが..........超楽しい!!
しかし、秋葉原に行って驚くのは、アニメなのか、コミックなのかわからんが、「同人誌」と書いてある店が乱立してたって事。
「同人誌」っていうぐらいだから、素人が作ってる本なのかな???
凄い数に凄い人!楽器屋と同じビルに入っていて、エレベーターに乗ると、殆どが同人誌の階へ向かってた。
しばらく、謙二とオレで機材マニアになりそう。
実は密かに金ヤンもマニアなのだが........。
○月×日
例え“られて”みると....
オレと謙二がルパンと次元?
つまり、上から見ても下から見てもオレがルパンか....。
つまり、オレが「むふふふ、ふ〜じこチャン・」とか言って謙二が「やれやれ、また始まった....」って言ってんの?
つまり、カリオストロでクラリスと敵のカーチェイスを見て謙二が「どっちにつく?」って言ってオレが「おんなぁ〜」って言って、謙二が「やはりな...」って言う事か?
それを福山弁でやってるって事は
次元(謙二)「どっちにつくん?」
ルパン(呼人)「おなごぉ〜!」
次元「やっぱりのぉ〜...」って事か??
うん、ベストキャスティングかも......。そんな感じかも(笑)。
話がわかんない人はここを読んでくれ!
○月×日
オレ達、秋葉原系
今日も謙二と秋葉原巡りをした。
凄い人ゴミ、乱立する電気屋の数に思わず謙二が「こんな所一人で来るん?」と聞いて来た。
「おう、大好き!謙二は来れんじゃろ?一人で」と言ったら「だって遠いもん」だって(笑)。
今日は秋葉原の中古楽器屋に行った。結構オレの中では穴場な場所で、行けば毎回掘り出し物が出てくる。しかも渋谷近辺よっか安い!
それにしても、人ゴミを歩くと疲れる!最近走ってないっていうのもあるが、視覚的要素も入るんだろうな、あの疲労は....。
帰りにオレのプリプロルームへ来て、色んな音楽ソフトを謙二のiBookにインストールしたり、音のネタをコピーしたりした。
さ、お膳立てはできた。あとはケンボウが使いこなせるかどうか、である。
○月×日
夜行型
今日も謙二と楽器屋巡りをした。
明日も一緒に都内を徘徊する予定。
最近はカネやんが遊んでくれないので(笑)、謙二づいてる。うそ。でも、オレ達みんな近所だから、フットワークは軽い!
そうそう、一昨日謙二の車の中でMDで『RADIO YOHITO』を録音したんだけど、アッという間に下北について、超中途半端に終わって、面白くないかも....。でも久々に編集して、アップしようかな。編集すると結構面白くなるからなー。
あと今日はやっと『セブン』のDVDを観た。
ひっさびさに観たけど、やっぱ後味は悪かった(笑)。でもいい映画だ。ケヴィンスペーシー最高!
うーん、今日から始まる世界ユース......生で観ようかな??
でも、そーすると絶対に夜型になってしまう...。でも観ちゃうな、きっと。
○月×日
工業デザイン
昨日真夜中にBSを観てたら(イチローもあって、最近はもっぱら衛星派なボク)、ヨーロッパの鉄道特集をやっていて、昔乗ったミラノ〜バルセロナ線や、フランスのTGV、北欧の列車などが次から次へと出てて、良かった!楽しかった!ああいうのって子供に帰るね。
特に、スウェーデン、デンマークの列車はホント可愛いし、お洒落だし、ポップだし、カッコイイ!
ステンレスの列車は、まるでZEROのスーツケースみたいだし、チョットした色使いも、例えばオレンジやイエローも、絶対に日本にはないような色。昔、小学生の頃図鑑で見たデンマークの列車を見たときにときめいた、あの感覚が蘇った。そういうレトロ感もちゃんと残ってる。
列車にしても車にしても、タイプライター、電話、冷蔵庫、掃除機にしても、ああいうのを見て育ったら、ものの価値観が変わってくるだろうな。
イギリスの産業革命から日本は100年遅れて、その差は実は埋まっていないっていわれてるけど、技術とかは追いついていても、工業デザインとか色彩感覚が圧倒的に遅れてるような気がする。ああいう列車を見てしまうと。
っていうか、カタチや色に対する染色体とか神経の数が欧米の人と違うのかな。
絶対に50年代のアメ車みたいなデザインは日本人にはできないもんな。
だから、逆を返せば、欧米の人に日本家屋のようなデザインはできないんだから、どんどん「和」を極めるっていうのが、これからの日本人に残された道なのかも。音楽に関しても、黒人の持つリズム感は絶対に日本人の中にはないんだから、もっと「和」を目指さないとね。三味線とか(笑)。
○月×日
進歩しない男の物語(-もとい、緩やかな進歩の男の物語-)
謙二が「わしもコンピューターで音楽やるけー楽器屋ついてきて-」と電話してきた。
確か、このセリフは6年ぐらい前も聞いたような....。確か、その時にキーボードや、音源楽器を何個か買ったような.....。確かすぐ飽きて(挫折?)、飾りと化したような....。ま、オレの記憶が確かならば.....の話だが。
「ホントにやるの?」って念をおして聞いてみたけど、「メチャストなんじゃ!」と、訳がわかんないけど、かなり本気らしいので、とりあえず楽器屋に行くことにした。渋谷にある某楽器屋には最新のコンピューターと楽器、音源、ソフトがずら〜りと並んでいて、ケンボウは目がまる〜くなっていた。
「大丈夫?」と声をかけてみたが、耳に入ってないようだった。
そして、今日また電話があり、「今日iBookが届いたんじゃけど、ようわからんけー、来てくれん?」って......。
超人任せじゃん!(笑)。全然メチャストじゃないじゃん!(笑)。数ヶ月前のリアルプレーヤーをインストールしに行った時と進歩してねーじゃん!
しかし、優しい僕ちゃんは(某トピックス風っていうか、そのキャラ、オレじゃん!)、真夜中に謙二の家に出張したのであった...。
そして、ほどなくコンピューターは治り、「じゃ、また」と帰ってきたわけだが、このシーンはこの間と全く一緒だった(笑)。
そういえば、『スマスマ』のコーナーで、今度かな?その次かな?ブルーハーツの『青空』をスマップが歌うんだけど、何とその演奏は中西さん、謙二、カネやん、タカオリがやってます!そして陰のコーディネーターとして、僕も暗躍しました。だから、ほんの一瞬みんなクレジットが出るかも?です!
見逃すな!ちぇきら!
○月×日
行っちった.....
行ってきちゃった、決勝戦。
メンツは、けーすけ、オレ、謙二の福山トリオ。
ちなみに謙二は去年ミラノへACミラン戦を観に行ったほどのサッカー通。なので、けーすけに「フランスのデサイー知っとる?」と言われ、「誰?一番強いん?」って、何かのアニメの怪獣と間違えてるような答え(笑)。
そして、オレが「松田ってカッコ良くない?」って言ったら、「誰それ?」(笑)。その後、大きく松田の写真が乗ってる11tトラックの宣伝カーを見て「あー、あの顔にヒモ巻いたヤツ?」と、どっかのお父さんのような答え(笑)。
今日は、けーすけの会社が新横浜にあるので、そこの駐車場に停められたのでラッキーだった(W杯の時もヨロシク!)。
そして、ついこの間行った競技場へ。さすが決勝戦、超満員!代表の選手が練習で出てくると、場内も興奮!オレ達は、途中で買った焼きそば、たこ焼き、ベビーカステラ(大好物....)で腹ごしらえして、いざ決戦の時を待つ!
今日の試合を観て一番感じた事は“パス”“トラップ”などの基本的な事から、まだ世界に追いついてないなーって事。それはシロウトが観ても明らかなほど露呈していた。それでも、Jリーグが始まった頃、ドーハの頃に比べたら全然向上はしてるんだけど....。
後は、どう考えても中山と、服部君と、明神は先発させて欲しかったし、小野は真ん中で使って欲しかった!
「中田がいれば....」って考えたくないけど、“司令塔”が不在だったような気がするし、受け手がボールを取りにいくんじゃなくて、ボーっと待ってる選手が何人かいたし、イージーミスも多かった。でも、小野はボールを持った時に可能性を感じさせてくれる数少ない選手だった。大きな収穫!
さ、明日から仕事がんばろっと!
○月×日
恍惚
「やったー!決勝だぁ〜!うぉぉぉぉ〜!」
っていう、書き出しで超盛り上がろうと思ったのだが、あまりにも素晴らしい試合、シチュエーション(大雨)に、どんな言葉を並べても陳腐になってしまいそうで、浮かばにゃいのだ。もうただただ、「おめでとう!」と言うだけだ。
それにしても、横浜の競技場へ行ってみて思ったのは、“サッカービジネスはモンスターだ!”って事。
競技場へ向かう人たちの雰囲気は熱気に溢れてるし(にわかファンも含む)、周りには海外のメディアの人たちもいっぱい来てるし、これがワールドカップになると、もっと凄い事になりそう。ホント、インターナショナル!って感じで、東京ドームに向かう人たちの雰囲気とは別次元だ(恐らく)。
ま、そんな事ぁーどうだっていい!とにかく日本は強くなったのだ!確実に!
キックオフと同時に降り出した豪雨(ホントに同時!)が盛り上げる。しかし、雨に濡れるのが嫌で(マジで凄い雨だった)、2階の一番上まで避難。でも十分観れた。芝生の水はけの良さにも驚く。だって周りは洪水状態だからね。
昔、この競技場のこけら落としにも行ったんだけど、同じ場所で観てみても、代表の試合運びのテンポが早くなった事がわかるし、技術も上がった事も分かる。
一番はディフェンスかなー。トルシエがずーっと、たたき込んできたものが、ここへきて実を結んでるんだろうな。
しかし、サッカー選手はみんなかっこいいね!顔が(笑)。ありゃモテるわ。
ちなみに上村って選手は僕の高校の後輩なので、みんな宜しくね。

↑勝利に酔うけーすけと筆者。
○月×日
キニナルコト
最近、疑問型のしゃべり方が気になる!テレビを観ててもまわりでも、やたら多い!
だって、自分で喋ってんのに、「休みはの日はドライブ?軽井沢へ?日帰りで?」とか、何で疑問型になるんじゃぁ!
超嫌いなんだよなー、この喋り方。
不思議なのは、夕方のテレビを観てても、主婦とか結構みんな連鎖的にこの喋り方になってる事。やはり情報化社会だからかな?全国津々浦々行き渡ってんのかな?あー、気になる!やめてくれ!しかし、よく考えてみれば、その喋り方のオリジナルは謙二かも。
よく、レコーディングでギター入れしてて「今のテイクどうだった?」って聞いても、すぐ「うーん、もう一回?」って........わしが聞いとんじゃ!って事がよくあったもんな(笑)。うん、確かに奴がオリジナルかも!
昔、お袋が、オレが驚くたびに何でも「うそぉ?」って言うのを怒っていた。「嘘じゃないのに、何でそういうの!」って(笑)。
ま、今で言えば「まじで?」みたいなもんだが、チャンと英語にだって「really?」ってあるから、いいとしても(笑)、英語には今の日本の疑問型喋りはないと思うんだけどなー。うーん、気になる!
さて、今日はコンフィデの準決勝に行くぞ!
○月×日
ケイゾク
サッカーも快勝して、気分のいい週末だった。
そういえば、この前某リハーサルスタジオで西城秀樹を見かけたんだけど、そのスタジオでジュンスカ時代も見かけた事があるからずっと利用してんだろうな。そういう意味じゃ、長くやってる......というより、続けるって事は大変な事だし、ハードワークだよね。まさに「継続は力なり」だ。
オレなんて、何やっても長続きしなかったから、音楽やってなかったら、“超転々生活者”になってたに違いない。
「もっとオレには向いてる仕事がある」とか何とか言いながら、まさに謙二の声を聴きながら「ガテンガテン!」って職探しの日々(笑)。
特に日本人は飽きっぽい国民性(昔から?多分違う)だから、長くやってる人にもつい「まだ、やってんの?」「まだ、あの人いたんだ」みたいな、言い方をしてしまう。それは勿論“やってる”方にも問題があるのかもしれなけど、アメリカって「継続」してるものに敬意をはらう人たちってイメージがある。メジャーリーグ見てても、連続試合出場記録のリプケンや、イチローのマリナーズのマルチネスには客が心から敬意をはらってるのが分かる。
まだ歴史が浅いからだけなのかな?
でも、日本のプロ野球の連続試合出場記録のカープの衣笠選手って、あれほどみんなから敬意をはらわれてたかな?
確かに国民栄誉賞(何じゃその勲章!)は貰ったみたいだけど。
昨日は渋谷に行ったついでに、フラっとマイケルダグラス主演の『トラフィック』を観た。
オリバーストーンの『Uターン』を思い出した。アメリカでは色んな賞を獲ったみたいだけど、あのテンポ感や画質がイマイチだったかな。